夢幻紳士幻想編と毎日かあさん2巻とラブロマ4巻とるくるく4巻

買いました。

幻想編 高橋葉介

飛び飛びで立ち読みしてたけど改めてまとめて読むと面白い。
今回は青年バージョンの夢幻魔実也氏。
人に読ませると昔描いたものかとたずねられる位の絵。学校怪談以降の絵に慣れてる人に読ませたので怪訝な顔をされた。
ネタバレになるので詳しくはかけないけど、最終話の内容が一番好きだ。トラウマを完全に乗り越えている。思わず涙ぐんだ。やっぱり幸せが一番だね。

毎日かあさん 西原理恵子

娘はずるがしこいなぁ。息子は馬鹿だなぁ。ほめて育てるのはいいことだけど、変に優越感をもたれるのも問題かもしれない。僕にしては珍しく声を出して笑える話があった。子育てに関する幻想を打ち砕くには最適の一冊。むしろ男の人に読んでもらいたい。

ラブロマ とよ田みのる

とうとう三年か。
ラソンの話はよくわかる。僕も時々走りたくなる。マラソン大会で体ほぐすランニングで全力疾走してしまい、本番の順位が悪かったのを思い出した。運動系の部活だったんだけどね。
後の話はまぁ嫉妬系?
涼ちんとケースケの話はよかった。一途な思いは大好きだ。好きと言いつづければいつかは実りそうな気がする。
こういう話を描く漫画家が少なくなったのは悲しいことだ。たぶん脇役に話をもっていくのを編集が嫌っているのだろう。主役に感情移入させるためとはいえ主役だけ描いている話なんて薄っぺらいじゃないか。個人的には群像劇が好みなので。
反町君のセっちゃんと八神さんの話も編集にだめだしを食らってたし、アフタヌーンの編集者はだめなのばっかか?そら僕もアフタヌーンを買わなくなるわ。
単行本買いのみは漫画の幅を狭めるけど、最近の付録攻勢で連載をチェックすることも出来ないし仕方ないね。編集陣の自業自得だ。
こういう話は固定客を結びつけるのになぁ。漫画家に固定客を結び付けても雑誌の儲けにはならないと考えてるんだろうなぁ。反町君の作者のごとくとよ田みのる氏もアフタヌーン離れをせざるを得なくなるのだろうか?

るくるく あさりよしとお

作者のカメラ好きがよくわかる一冊。取り立てて感想を述べることもない。あさり好きなら満足できるだろう一品。