あっという間に

年の瀬ですよ
ちょっと金にならない仕事というかまだそれ以前のものだが
それで忙しくて寝る暇と漫画と小説を読む暇しかない
散歩する暇もあるからまだ大丈夫。
さて最近ゲッサンが面白い。
まぁ前から面白かったわけだけども、
やはり今面白いというのが褒め言葉としては最上なんだろう。
漫画は結構編集が良い人でないと面白みが出ないことがよくある。
編集を介さない漫画は説明が足りなかったり、面白みが薄かったりするし、
異常に介する漫画は同じ編集の漫画はどれも同じようなものとなる。
読者として良い編集を見つけるコツとしては担当編集をある程度悪く漫画の中で書かれているかである。
人が悪口を言うのには3パターンある
嫌悪しているか、甘えているか、さもなければ気の置けない仲かである。
つまり悪く書かれてもそれを通せる度量と
また悪く書くことによる軋轢を考慮しないで済む仲がそこにあることが分かるのである。
担当編集をことさらによく書く漫画もあるがこれはなかなか信用し難い。
漫画の良い人とはつまり面白みのない人物であり、そんな人物を通す編集は信用できないのである。
とまぁ前置きは置いといてここ最近注目していた編集がいる。
それが市原武法である。
悪く書かれているのは持っている単行本ではあだち充の漫画でしかうかがえないが、
基本的に豚扱いである。
もともとはやせていたらしいのだが、漫画に出るようになったころにはもう太っており、
肉屋の名前につけられたり太った脇キャラの名前になってたり目立たないところや目立つ所で大活躍である。
目立つと言ってもメインキャラというわけでもないのであしからず。
そんな自分の中では優良編集が企画に立ち会ったゲッサンが自分に面白くないわけがない。
と、8割ぐらいはあだち目当てだが、2割ぐらいは市原目当てにゲッサン創刊号を手に取ったのである。
そして後から知る立ち会ったのでは無く立ち上げた事実により、
やはり市原はすごいんだなと思いを深くしたものである。
編集長の大切さを深く思い知ったのはシリウスで編集長が変わったあたりで雑誌が自分好みのカラーから離れていったことである。
そういう点では渡りに船のゲッサン創刊であり、購読に使えるお金が限られていることから乗り換えたものである。
市原には末長くゲッサンの編集長でいてほしいものだ。
と、いうわけで
お久しぶりにゲッサンの感想でも書いてみようかしら。