さらにどうでもいいこと

たとえば町に怪獣がやってきたとする。
あなたはそれがどんなものだと思うのだろう。
恐竜のたぐいか幾何学的な何かなのか、はたまた巨大な人間なのか。
それは凶暴なのか皮肉的なのか、親愛の情をはぐくめる相手なのだろうか。
家族連れなのだろうか孤独なのだろうか、仲間を引き連れているのだろうか。
私にとってあなたが何を思ったかはそれほど重要ではない。
私にとって重要なのはあなたが怪獣とどのような関係を築いていくのか。
ただそれだけである。
あなたと怪獣に幸あらんことを。