月刊少年シリウス6月号

今までの表紙を振り返ってたんだよな、そういえば。
今度でいいか。

炎天のいろは

感想を書きにくい。
好きでも嫌いでも、ひどいわけでも苦手なわけでもないからだ。
良し悪しが判別できないという点では苦手なのかもしれない。
これを読んでるファンの人済まなかった。

ぼくと未来屋の夏

中島創生との対峙にはオリジナルキャラを絡ませなかったか。
中島宅の室内のぞんざいな描き方は風太の所在無さをあらわしているのだろうか。
もしそれを狙ってるのだとしたら右下の本棚だけのコマはしっかり描き過ぎていると思う。
不思議と引き込まれてしまう。風太に感情移入しているんだろうか。
以下予想。ひょっとしたら当たるかもしれないので、どうしても見たい人は反転してみるべし。
今回注目したのは中島のせりふ「場所ごと壊してしまおう」
そして狂人のような反応
これで直感的に宝物が中島創生の体の中にあるのではないかと思えてしまう。
人魚の肉を食べたものは不老と不死を得る。
創生は創台に良く似てる。
外国に行く。
「期限があったほうがいい」
「退屈をまぎらわす」
これから導き出せる答えはここに書くつもりはない。
物語のスタンスがよくわからないから言及したくない、といったほうがより合ってるだろう。
もしそれがそのとおりなら猫柳が「探さない」と言ったのもうなずける。
そして風太も結果的に見つけ出さないだろう。
後は頭の傷が挿入口かどうかだが。単なる傷かもしれないのでとりあえずスルー。

シリウスを買う理由のひとつである作品だが、買ってて良かったと心底おもえる出来で満足。

圏外です

妖精たちは学校の人みなに愛されててよかことですたい。

ふぁにいみゅうじあむ

ギャグ物を増やすのは少年誌としては正しい方向だろう。
いやつくねちゃんの代わりだから増やしてはいないか。
それにしてもこの人も芸風が変わらないなぁ。
どたばたオカルトコメディ。
そこそこ知られている人だからこの連載を機にシリウスの読者も増えることだろう。
シリウスの読者が増えれば検証も豪華になるし、漫画は面白いしで一石二鳥だね。

魔法使いのたまごたち

ないものねだりをしてもしょうがないからね。
夢をかなえるためには現実を見る力が無いとね。
さもないと夢は単なる逃避のための手段に陥ってしまう。
クリスの父親のように。
それにしても話の進みが遅いよ。
単行本派じゃないとついていくのが大変だ。

銃姫

推理漫画ばかり読んでたから文字の多いのも気になんないぜ。
コマ割が悪いのか効果線の修行不足なのか動きが捉えずらい。
とはいえ面白くなっているのもまた事実。
更なる修行を積まなければ気の短い一見さんの目に留まらないぞ。
かっこいい絵をかける分けだし、後はわかりやすく描く力をつければいいだけなんだから。

ゼロンの火蓋

船長かっけぇ。
絶対他のキャラよりもひいきにされてるよ。
それはおいといて、
杖突男の狙いが見えてきたね。って始めっから丸わかりか。
仮にゼロンが手を出そうとしてもあかりはとめるだろうな。

もえちり

ギャグは楽しめるのだが地方ネタがねぇ。
募集しなきゃいけないぐらいのネタ切れか。

ゴウジン

あの表紙では訴求力がなかったのか打ち切りみたいだ。
見事な打ち切られっぷりだった。果たして次回作画あるのだろうか。

おいちょカブ

お色気を削ったほうが話として面白くなるのは視点がバラケないためだろう。
ボタンを押したタイミングで間に合うとは思えないが、よく見てみるとトラックと猫との客観的な距離の描写がないのでなんとなく納得できた。迫ってくるのが大きく見えることはそりゃあるだろうし、何より猫は小さいからより近くにきてると思ってもしょうがあるまい。
任務よりも感情を優先したのも自律思考を持ったものとしてはしょうがないだろう。

ラプテキ

自滅
あんまり嫌がってないのはまんざらでもないと思ってるためか。
  
 
少年シリウス6月号はまぁこんなもんか。