少年シリウス五月号

前回まったくといって良いほど感想を述べないでクダをまいてただけでしたが、今回は気持ちきっちりと感想をしていこうかなと思います。
掲載順でいってみよう。
 
事前に書いておくが私は絵の良し悪しがまったくわかりません。
見やすい見にくい、好き嫌いでしか述べることが出来ません。
それゆえ多分に偏った意見を書くこともありますが、
なにとぞお目こぼしください。

表紙

新シリーズに突入した「蘭」を載せることで表紙を見てよいと感じられた人の取り込みが出来そう。
どの程度の効果があるかは疑問だが。
いろはうさ吉と比べて西遊記の絵のほうが大きいのは、単行本が予想以上に売れて雑誌に載ってることをアピールしようとしているのかしら。

テレパシー少女蘭

そういえば保育園のころ苗字が蘭って人がいたなぁ。あららぎって読むんだけどね。
まぁそれはおいといて。

幸せそうな人や喜んでる人を見るのが三度の飯より好きな私にとって、冒頭のようなスキスキ描写は大好物です。バカップルやのろけ話も大好物です。
そんな描写から入った今回のテレ蘭ですが、前回は身近な男の子とのズレを取り入れていたのに対し、今回は身近な女の子に対するズレを取り入れている。児童文学が原作ということもあってか、事件に対する描写はもちろん、人間関係に対する描写にも力を入れているように見える。すばらしい。
ズレに関して言えば育ちの違いではなかろうか。
暖かい環境にいた蘭と、風当たりの強い環境にいた翠との。

龍眼

なんか、もっともらしく感想を書く気力が無くなってきた。(誤解されると困るが龍眼がつまらないとか言うわけじゃないよ。魔法を使うとMPが切れるようなもので一定以上の文章を打つと気力が切れるのです。)
まぁそれはおいといて。
 
こちらも負けずに新章突入。イッサに傾いてた話をレイラに傾けようという腹か。組織として新人教育がなってないせいか、感情で動いてピンチになるレイラ。対ドラクル用の訓練しかしてないから、しょうがないと言えばそのとおり。任務に徹して非情にならなきゃだめだろうと思う人にとっては、ダメな話なのかもしれないね。非情さなんて現実で十分な私には別に気にもならないことでしたが。「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉に対して治安を乱すものだと昔の偉い人は断じてましたが、それでも私はそんな人たちの話が好きです。
一言言いたいことがあるとすれば、★柄の人は内容を見ないでどうして目録とわかったのだろうかという事。ひょっとして後の展開に関係してくるのだろうか。無いとは思うが。

乱飛乱外

着物なのに胸が目立つのはみっともなく思うのだが。胸が帯に乗ってるよ。
まぁそれはおいといて。
 
かがりは馬鹿だなぁ。殿を思う気持ちが強すぎて、読んでるこっちが妬けてくるね。殿のことを思うばかりに殿の立場が悪くなることをつい言ってしまう。しかしその真正直な言葉が姫の心を動かしたのもまた真実で。ぶつかり合うことで得られる男らしい女の友情がほほえましいね。
次回急展開になりそうで待ち遠しいね。
 
今月の注目点:思わぬ蹴鞠の展開に弱々しく震える雷蔵
          の横で蹴鞠に参加していた母上(位牌)

ロボとうさ吉

これも新章突入。とりあえず今回は当面の敵となるものたちの顔見せ。
名前と顔とともに得物と強さの順位、そしてある程度の性格や関係まで紹介するさまは、まさに紹介に徹しているといえよう。気になったところといえば、ネムの所有武器が剣となっているのに絵では刀っぽく見てたところと、ニィニの頭の星が角度によって位置がずれているように見えることぐらい。
ロビンが覚悟を以って切り捨てる道を行くのか、覚悟も以って受け止める道を行くのか先が楽しみだ。

怪物王女

思い入れも無いのに、同じ人間ってだけであんなに気になるものだろうか。
いや元人間だから自分のアイデンティティのためにあそこまで気にするんだろうか。
とか考える私は人非人だな。
隣人よりもペットのほうが大事な人のほうが多いと思うんだよね実際。
異種族であるヒロに対して王女があのような態度を取るのも愛着ゆえだろうし。

夏の魔術

お風呂シーンは?
なんて冗談はおいといて。
 
前回2月号に続くと書いといて実際は5月号ですよ。2と5はなんとなく似てるもんね。
なんて愚痴もおいといて。
 
ってあんま書くこと無いな。
お話としては一回読んだことがあるものだしなぁ。
このほのぼのした感じがホラー展開への布石になるんだろうなぁ。
でもこのコミカライズは大変だよな。挿絵は描いてたけど作風がぜんぜん違うし、筆が遅くなるのもやむをえないよな。
原作のよさと自分のよさを両方生かさなきゃいけないから本当に大変そうだ。
田中芳樹も自由に作り変えてくださいぐらいは言ってるんだろうけど。
やるも地獄やらぬも地獄となりそうでなんだかやな予感がするよ。
取り越し苦労になって欲しいものだ。
 
なんて書いてて思い出したが「ふくやまけいこ先生にはげましのお手紙を出そう」の前のページに「田中芳樹先生にはげましのお手紙を出そう」って書いてあったな。
ひょっとして今回のコミカライズに田中芳樹がかんでいて田中芳樹の作業の遅れからこの度の長期休載につながったのかもしれないな。くそっ、田中芳樹め。
まぁ八つ当たりだが。

炎天のいろは

そうか愛姫と鈴銅は似てたのか。
気になったところといえば「おのこ」の対は「めのこ」じゃないのかってとこぐらいか。
まぁ気にするほどのものでもないね。

銃姫

前回挙げた欠点がほとんど良くなってる。
人物をもう少し抜いて描けるようになればもっと見やすくなるんだけどね。
作風との兼ね合いがあるからそれも難しいだろうけど、回数をこなせばきっともっと見やすい絵をかけるようになるだろう。
その証拠に読みきりは何回もチャレンジして読もうと思ったけどいまだ未読であるのに、連載はこうして感想を書けるまでになってるんだからね。
今後の成長にますます期待だね。
 
で今回気になる点:最後のコマのジルが怖い。
 
 
今回はこれまで。
続きは後ほど。