ハチミツとクローバー

どうやら自転車旅行で終わりみたいです。倉持君が出てくるのが楽しみだ。って出てくるのかね。
某所のコメントで続編をやりたいってことを言ってたから、続編が作れそうな終わり方になるんだろうな。
 
それはおいといてとりあえず今週の感想をば。
前半
漫画を読んだときにも感じたのだがやさしい森田を見ると違和感が生じる。別に森田がひどい人間だというつもりはないのだが、なんかあからさま過ぎる気がする。男性の友人やほれた相手と違った対応だからそう感じるんだろうから、新たな一面として受け入れるべきことなのだろう。
後半
 花本先生が森田に語ったのは他人用の口実なんだろうな。実際ははぐを高みに持っていくことが、自身が高みを見たくても見ることが出来なかったことに対する代償行為ではないかと躊躇しているためなんだろう。作中でも述べてた通り。
 それを無意識にかはぐも気づいて迷惑をかけないために作品を作るための創作ではなく、食べていくための、賞を取るための創作に切り替えたのだろう。森田に指摘されたことにより作りたいものを作りたいという欲求がよみがえり、「修ちゃん」に迷惑をかけないことと自分の作りたいものを作ることとで葛藤していたのだろう。
 今回、面白く感じたのは森田と竹本の行動の違いである。
 自分では守ろうとはせず、保護者に責任を果たせと詰め寄る森田。自分でどうにかしようと思ったけど力不足を認識しその場を逃げさった竹本。
 作品の見せ合いから、競い合うことは出来ても支えあうことは出来ないんじゃないかと思われる森田。支えたいとは思っても自分の足場がないことにより相手を直視することが出来ない竹本。
 切磋琢磨の森田と不安定な保護者の竹本と考えるとどちらもまだはぐの支えとしては力不足といったところか。力不足なのは竹本で森田は支えとかそういうものにむかないといったほうが良いか。
 こうしてみると森田のほうが孤独なように思える。創作に対するライバルとしてはぐみが出てきたが心の支えとなる人が現れるのだろうか。竹本や真山などの友人がそれに当たるのだろうか。いづれにしても森田の視点の先が見えないことには何を論じても無駄であり夢想である。今後の展開が楽しみなところ。

文体が評論風になってるよ。考え事してるそのままの文章を出してしまい読みづらかったとは思いますが言葉垂れ流しってことなのでなにとぞご容赦を。
 
追記:ご飯に刻んだたくあんを混ぜたおにぎりかなと思ったけど違ったみたいだ。まだまだ読解力が足りないな。