あしたはきっと晴れる

俺にはわかる

イースタンユースより

今日も晴れたけどね。そういうことじゃないのさ。
 強制猥褻や強姦のごとき独善的な行為により他者の心を傷つける人がいると思うだけで吐き気がする。現場を見たらその場で殺してしまうかもしれない。でもそれもまた独善的行為。正義を背景に気に入らない人を排除するだけ。やるべきことは他者を思いやれるように幼きころから教育し、被害者に対してはそれにより負った心の傷を乗り越えられるような対処が出来ればいいのだが。
 こういう件に関してはいくら受け入れられない事象であろうとも被害者を糾弾すべきではない。よく派手な格好をしていたからというが痴漢とかはおとなしそうな子を狙ったりするからそうともいえないだろう。むしろただ運が悪かったと考えるほかない。痴漢にかんしてだけ言えば一人で出歩かせないというのが最良手ではあるが、現実的ではない。過保護により人格障害に陥ることも考えられる。友人との下校などでも家の門の前では一人になるだろうし。
 町内会で見回りをするべきだと思う。出来れば若い人を参加させて地域的な防犯意識や連帯感を学ばせるのも良いと思う。それに若い人を集めれば出会いも生まれて晩婚化というのも解消できるかもしれないし。ま、この際それはいいか。痴漢だけではなく空き巣狙いも防げそうだし。ああでも見回りする人のモラルが低いと見回りする人が痴漢化しそうだなぁ。男女混合四人一組くらいがちょうどいいかな。お互いの監視も出来るし。
 教育に関してはやはり思いやりの心や感情移入能力もしくは共感力を高めることが思いつく。前者は人とのかかわり、とりわけ弱者とのかかわりで生まれ、後者は主に読書などにより生まれると僕は考えている。後者はいくらでもやりようがあるとして前者はどうすれば行えるだろうか?学校の負担をこれ以上増やすわけにも行かないだろうし、やはり町内会の子ども会の強化か?でも最近の子供は忙しいらしいし、実際家庭教師をやっていたときの受け持った子供は忙しかった。部活動と町内活動をやってたからだが。逆に勉強時間が減り、出来ない子じゃないのに学力が落ちていた。娯楽の時間を減らせともいえない。そんなことをしたらストレスを解消できなくなりどこかで破綻してしまう。勉強に目的をもてればいいのだが持てといわれて、はいそうですかと持てるわけがないし。あちらを立てればこちらが立たず、とかくこの世はやりにくい。ま、一人で考えて妙案が浮かぶくらいならとっくのとうに地位の高い人やその周りの人が思いついているんだろうが。

何で強制わいせつの話が子供の教育になってしまったんだっけ?
ニュースで12歳の人がナイフで脅かされ体を触られるという事件で考えたこと。